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【相談事例】勤務先の社長に返済した金額がわからなくなって困っています

職場金銭トラブルの相談内容

勤務先の会社の社長からお金を借りたのですが、借用書の控えや返済後の控えなどがなくなってしまい、どれくらいの金額を返したのかわからない状況になってしまいました。

この場合、社長から借用書の控えもしくは、返済後に私自身が払ったと証明できるものをもらうことは可能なのでしょうか。勝手に利息など借金額を上乗せされないか心配です。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

まずは、社長に借用書の控えなどの交付をお願いしてみるとよいでしょう。控えをもらえない場合は、社長と話し合い返済について合意しましょう。

対処法とアドバイス

借入額や、これまでの返済額が不明であれば、今後返済しなければならない金額はわかりません。そのため、まずは社長に資料の提供をお願いしてみましょう。

ただし、法律上は、今後の返済額に争いがある場合には、請求する側(社長)が残高を証明しなければならないことになっています。あなたは記憶している限りの残高を返済し、社長に対して「足りないというのなら証拠を出してください」という対応をとれば足ります。

とはいえ、このような対応をすると給料から返済金を天引きされたり、場合によっては会社にいづらくなったりするおそれもあるでしょう。そのため、冷静に社長と話し合い、合意によって今後の返済額と返済方法を決めた方がよいです。

冷静な話し合いが難しい場合や、社長が過大な請求をしていると思われる場合には、弁護士を通じて交渉することをおすすめします。弁護士は法律に従って社長と交渉してくれるので、適切な内容で和解し、今までどおりに会社で働くことも可能となるでしょう。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。