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【相談事例】会社の代表に借用書と異なる要求をされた

職場金銭トラブルの相談内容

会社の代表から、個人的にお金借り、分割で返済する借用書を交わしましたが、突然、代表から一括で返済を求められました。借用書と異なる要求をされているのですが、応えるべきなのでしょうか?

消費者金融等で借金があり、副業をして返済をして更生したいため、副業の許可を得ようと会社の代表に相談したところ、貸すから一度それで生活を建て直したらどうかと提案されました。

同意のうえ、借用書を書きました。借用書の内容は、毎月5万円ずつ返済(無利息)。署名と実印を押し、印鑑証明書も添えました。割印も押して、代表と私で1部ずつ保管をしています。

ところが、先日、急に「初回の返済の時に一括で返済してほしい」と借用書と異なる要求をされました。既に返済で使った後で、他に頼れる先もなく、難しいと伝えていますが、取り合ってもらえそうにありません。

借用書と異なる要求をされても、応えるべきなのでしょうか?借用書通りに返済をお願いできるよう、根拠となるものを代表に伝えて納得させたいです。よろしくお願いいたします。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

借用書と異なる要求に応じる必要はありません。民法では契約には双方の同意が必要とされています。

対処法とアドバイス

借用書に「毎月5万円ずつ返済」と明記し、双方が署名・押印していますのでその内容が法的に有効です。契約の内容は民法第522条に基づき当事者の合意で定められるものであり、一方的に契約内容を変更することはできません。
ですので一括返済に従う必要はありません。しかし、相手が取り合ってくれないとのことですので、弁護士に依頼して説得してもらうかたちが良いでしょう。

弁護士であれば法的な観点から相手の要求が違法であることを指摘し、当初の取り決め通り、分割で返済することを了承するように交渉することが可能です。

仮に相手も弁護士を立ててきたとしても、分割返済の借用書が有効な証拠となりますので、あなたの主張が通るものと考えられます。

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