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【相談事例】投資してもらったお金を利息付きで返済している

友人・知人金銭トラブルの相談内容

投資をしてもらって開業しました。
出資者には200万円の資金で機器のリース代と家具の費用を出してもらい、利息が14.6%で3年で毎月85,000円を支払うように言われました。

15%の利息上限には達していませんが、この額に対して14.6%の利息は高いんじゃないかと思っています。この規模であれば何%が世間的な相場なのか教えて頂きたいです。

それと毎月の利息の返済であれば投資ではなく、融資だと思うのですがそれも教えて頂きたいです。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

年14.6%の金利は不当に高いとはいえません。ただし、交渉によって金利を下げてもらえる可能性はあります。

対処法とアドバイス

個人間の融資であれば、それなりに未払いのリスクを考慮する必要があると考えられるので、年14.6%の金利は特に高いとはいえないでしょう。

なお、業者からの融資の年利相場は以下のようになっています。

  • 銀行・事業資金:年1~3%
  • 日本政策金融公庫や信用保証協会の保証付き融資:年1%未満
  • 消費者金融のビジネスローン:年5~18%程度

利息付きで返済するのであれば、たしかに投資ではなく融資に該当します。しかし、いずれにしても契約内容は当事者が自由に決めることができますので、借入時の約束は守らなければなりません。

返済が苦しい場合は、相手に事情を話して誠実に交渉すれば、金利を下げてもらえる可能性はあります。

手っ取り早い方法としては、金利の低い金融機関から融資を受けて、そのお金で出資者に完済する方法が挙げられます。条件を満たすのであれば、金融機関からの融資も検討してみてはいかがでしょうか。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000
以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。