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【相談事例】元交際相手の女性から厳しい借金の督促に遭っている

男女間金銭トラブルの相談内容

当時交際中だった彼女にお金はあるときに返してくれればいいからという言葉に甘えてしまい、ちょこちょこ借りていたら総額は500万円ほど膨れ上がってしまいました。元々結婚前提でお付き合いしてた間柄という事もあって、相手も安心してお金を貸したのだと思います。

その後、彼女とは大喧嘩をしてしまい別れる事になりました。そして、これまで貸したお金をすぐに返済してくれという厳しい督促を受けることなりました。返済する気はあるのですが、現状すぐにお金の用意はできないため、先延ばしにしていたら、元交際相手は利息を上乗せして払え、弁護士を立てるなどと言って脅してきます。

私が悪い部分はあるのですが、借金減額や分割払いができないかと考えています。良いアドバイスをお願いします。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

あなたは借りたお金を一括で返済しなければならない可能性が高いです。ただし、利息を支払う必要はありません。

借金減額や分割払いを求めたい場合は、相手と誠実に話し合うか、債務整理をしましょう。

対処法とアドバイス

お金を借りるときに「お金があるときに返せばいい」という約束をしていた場合、一般的には返済期限を定めなかったものと解釈されます。その場合、貸主は「相当の期間」(通常は数日~2週間程度)を定めて返済を請求できます。

したがって、あなたが返済の請求を受けてから数日~2週間が経過すると、約500万円を一括で返済しなければならない可能性が高いと考えられます。

利息については、借りるときに約束していなければ払う必要はありません。ただし、遅延損害金を請求された場合には、約束していなくても法定利率に従って払う必要があります。法定利率は、現在は年3%ですが、お金を借りたのが2020年3月より前であれば年5%です。

相手と話し合って合意ができれば、借金減額や分割払いも可能です。話し合いが難しい場合は弁護士を通じて交渉するか、債務整理をした方がよいでしょう。

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個人間融資の借金・不当請求をすぐに解決!
シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000
以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。