男女間金銭トラブルの相談内容
元交際相手に借りた金額にお互いの認識のズレが生じています。私自身は200万と思っていたが、元交際相手は350万と言っています。
3ヶ月前までは返済していたが、350万の内訳がわかるまで支払いをしないと言ったら、民事と刑事で訴えると言ってきました。
※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。
解決方法の提案
相手が訴えるまで待つのも一つの解決方法です。穏便に解決するためには、弁護士を通じた交渉により返済額と返済方法を取り決めることも考えられます。
対処法とアドバイス
あなたが返済する意思も能力もないのに騙して借りた場合でない限り、元交際相手が刑事で訴える理由はありません。この点についてはご安心ください。
民事については、裁判になれば請求する側がその根拠を主張・立証する必要があります。相手が350万円を貸したことを立証できなければ、相手の請求は認められないので、民事裁判を起こされるまで待つのも一つの解決方法といえます。
あなたの方から「債務不存在確認訴訟」を起こせば、200万円を超える返済義務がないことを裁判所に認めてもらえる可能性もあります。ただし、裁判を起こすためには専門的な知識や労力がかかります。
穏便に解決するためには、話し合いによって返済額と返済方法を改めて取り決めることが望ましいでしょう。
当事者だけで話し合うことが難しい場合は、弁護士に交渉を依頼することを検討してみてはいかがでしょうか。弁護士はあなたの代理人として相手と論理的に交渉してくれるので、納得のいく形で解決を図ることができるでしょう。
ぜひご相談ください！
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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000件
以上の実績
10,000件
以上の実績
解説の執筆者かつ9312
弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。