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【相談事例】男二人が来て元カノとの借金についての債権譲渡証明書にサインさせられた

男女間金銭トラブルの相談内容

元カノと別れる際に借用書を書かされ、数年経ったある日に二人組の男が家に来た。別れる時の借用書を持ってきて債権譲渡証明書にサインさせられた。

現在20万を10ヶ月計200万払っているが、この借金と債権譲渡証明書が有効なものか知りたい。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

あなたが任意にサインしたのであれば、借金も債権譲渡も有効です。ただし、状況によっては意思表示を取り消せる可能性もあります。一度、弁護士に詳しい事情を話すことをおすすめします。

対処法とアドバイス

借金については、返済の合意をすれば準消費貸借契約が有効に成立し、返済義務が生じます。

債権譲渡については、有効に成立した債権を個人間で譲渡することも可能です。

そして、あなたが債権譲渡証明書にサインした時点で、債権譲渡を承諾したことになります。そのため、あなたは債権譲渡を受けたという男たちにお金を支払う義務を負うのが原則です。

ただし、サインを求められた際に、「サインするまで帰らない」などと脅されて居座られた場合など「強迫」を受けた場合は、承諾の意思表示を取り消せます。取り消した場合は債権譲渡が無効となるので、男たちに払ったお金を取り戻すことも可能です。

したがって、あなたは取消しの可否を判断するために、弁護士に詳しい事情を話して相談された方がよいでしょう。取消しや、男たちへの返金請求の手続きは、弁護士に一任できます。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000
以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。