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【相談事例】金銭トラブルは民事不介入だと言われた

友人・知人金銭トラブルの相談内容

以前勤めていた会社の社長にお金を借りました。その社長が一括返済を求めてきましたが、返済できない事を伝えたら、いろいろ脅してきます。
警察に相談しましたが、個人の金銭トラブルは民事不介入が原則だと言われました。どうすればいいか対応方法がわかりません。

具体的な内容としては、以前に退職したい旨を口頭で伝えて了解を得ていましたが、借りているお金を一括返済しないと退職できないと伝えられました。自分は借用書に書いた通りに借りたお金は分割で返していきたいと伝えましたが、話にならない、新しい会社に行くのならそこで借りるか、闇金に借りてでも返せと言われました。

さらに翌日その社長が自分の家に来て、車に乗せられ会社に連れて行かれました。そこでも、罵声を浴びせて闇金でも何でもいいから借りて金返せ、それがだめなら生命保険はいってるよな?首吊って死ねやと言われました。

この事を警察に相談しましたが、警察は民事の事は介入が難しいとして対応してもらえず、身の危険を感じた時は110番してくださいと言われただけです。

翌日また、その社長が家に来たので警察に連絡したら、その場は対応してもらい、社長には帰ってもらいました。

ただ、社長は本人から連絡が欲しいと警察には伝言を残したようです。しかし、連絡したら罵声を浴びせられたり何を言われるか分からないので、連絡できないままでいます。
どのように対応すればよいでしょうか。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

警察は個人間の金銭トラブルには介入しません。話し合いで解決していないなら、弁護士に相談して和解交渉を任せるのが近道です。

対処法とアドバイス

社長が自宅に何度も訪問してきたり、車に乗せられて会社に連れて行かれたりすれば、さぞ身の危険を感じることでしょう。

警察に相談すれば解決するのではと考える気持ちもわかりますが、相手が家に度々訪問してくる、暴言を浴びせて返済を迫るといった程度では、警察はトラブルを起こさないように相手に注意はしますが、民事事件であるためそれ以上の介入はしません。

そのため、「相手が家に来ることを止めさせたい」「相手と連絡を取りたくない」ならば、弁護士のような法律の専門家に依頼して解決する必要があります。弁護士は依頼人の正当な利益を守るために以下のような対応を取ってくれます。

  • 受任通知を送る(依頼人の代理人になったことを通達)
  • 依頼人に接触しないように伝える
  • 依頼人の家族や新しい会社に督促をしないようにさせる
  • 返済額や返済方法を相手と交渉する

もしも、それでも「社長が直接連絡してくる」「第三者にあなたの借金を口外する」といった、あなたの利益を損なうようなことをすれば、弁護士は法的手段(訴訟、裁判)を取ります。相手も法的手段を恐れて和解に応じる可能性が高くなります。個人間の金銭トラブルがこじれたら、警察ではなく早めに弁護士に依頼して解決することをおすすめします。

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東京弁護士会所属
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