
男女間金銭トラブルの相談内容
1年前付き合ってた人に別れるなら金を返せと言われています。相手には300万借りています。
脅されて毎月3万円払ってましたが、3人の子持ち母子家庭なので本当に厳しくて払えずにいます。連絡が少し遅れるだけで電話、メールでの請求が凄くて怖いです。
どうすればいいかアドバイスお願いします。
※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。
解決方法の提案
相手との直接的なやり取りを避け、弁護士などの専門家に相談しましょう。無理に一人で対応しようとせず、法的手段で解決を図ることが重要です。警察にも相談し、脅迫や嫌がらせの事実を記録してもらいましょう。
対処法とアドバイス
現在の状況は、単なる金銭トラブルではなく、脅迫や精神的な嫌がらせも含まれているため、専門家の助けを借りることが不可欠です。以下に具体的な対処法を提案します。
(1) 相手との連絡を断ち、直接のやり取りを避ける
まず、相手からの電話やメールには応答せず、連絡を絶つことを検討してください。連絡が遅れるだけで激しく催促される状況は、精神的にも大きな負担です。無理に対応しようとすると、さらに状況が悪化する可能性があります。
「今後の借金返済については、弁護士を通して対応させていただきます」と一度伝えた上で、それ以降の連絡はすべて無視しましょう。これにより、相手との直接的な接触を避け、冷静な判断を保つことができます。
(2) 弁護士に相談する
あなたの状況は、まさに法律の専門家である弁護士に相談すべきケースです。弁護士は、以下のことについてあなたの力になってくれます。
① 脅迫・嫌がらせへの対応
相手からの脅迫的な言動を止めさせるためのアドバイスや、場合によっては法的な手続きを取ってくれます。弁護士が介入することで、多くの場合は相手からの連絡や嫌がらせが止まります。
② 返済額の減額交渉
300万円という金額は、母子家庭のお母さんにとって大きな負担です。弁護士が間に入れば、あなたの現在の収入や生活状況を考慮した上で、現実的な返済額や分割払いの交渉を行ってくれる可能性があります。
③ 法的手続きの代理
万が一、相手が訴訟を起こしてきた場合でも、弁護士があなたの代理人として裁判に対応してくれます。
無料で法律相談を受けられる法テラス(日本司法支援センター)や、各地域の弁護士会が実施している無料相談会を利用するのも良い方法です。
(3) 警察に相談する
相手の言動が「恐喝」や「脅迫」に当たる場合は、警察に相談しましょう。電話やメールのやり取りはすべて保存し、いつ、どのような内容の連絡があったかを記録しておいてください。これにより、警察が事件として対応してくれる可能性が高まります。ただの金銭トラブルではなく、脅迫や嫌がらせであると警察に認識してもらうことが大切です。
(4) 公的な支援制度を活用する
母子家庭の支援制度として、母子生活支援施設や母子寡婦福祉資金貸付金といった制度があります。これらは、生活再建や子どもの養育費など、経済的な支援を行うためのものです。お住まいの地域の福祉事務所や役所で相談してみてください。これらの制度をうまく活用することで、返済の負担を軽減できる可能性があります。
一人でこの問題を抱え込まず、まずは専門家や公的な機関に相談することから始めてください。

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