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【相談事例】借金相手の親が介入してきた

友人・知人金銭トラブルの相談内容

友人から仕事が決まり次第お金を返すという約束で合計100万程借りしました。

仕事が決まってから毎月少しづつ返済することで合意していましたが、相手の親が介入してきて一括返済しろと強要を受けています。まとまったお金が手元に無いので返済できずに困っており、当初の予定通り月々の返済にしたいです。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

貸主の親からの返済要求に応じる必要はありません。返済方法については、改めて貸主本人と話し合いましょう。

対処法とアドバイス

貸主の親は契約の当事者ではないので、返済を要求する権限はありません。請求されても無視して構いません。

返済の要求が厳しい場合は、脅迫罪や恐喝罪が成立している可能性があるので、警察に相談しましょう。

「仕事が決まってから返済する」と合意しているため、まだ仕事が決まっていない場合は、貸主本人に対しても返済を拒否できます。

既に仕事が決まっている場合は、貸主から一括返済を要求されたら応じなければならない可能性があります。「毎月少しずつ返済する」という合意では返済期限が不明確なので、法律上は返済期限を定めていないものとして取り扱われるからです。この場合は、貸主は相当の期間(一般的には数日~2週間程度)を定めて、返還の催告ができます。

一括で返済できない場合は、改めて貸主と話し合って、毎月の返済日と返済額を取り決めるようにしましょう。話し合うことが難しい場合には、債務整理で解決することも可能です。その場合は、弁護士に相談した方がよいでしょう。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000
以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。