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【相談事例】元金分は返済したはずの借金の返済について

友人・知人金銭トラブルの相談内容

知人からお金を借りて返済しているのですが、利息が厳しすぎて払えないです。

元金はほぼ返済してると思うのですが、どうすればいいのでしょうか?まだ返済しなければいけませんか?

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

法定金利に引き直す計算をして、元金を完済している場合は、もう返済する必要はありません。

対処法とアドバイス

借入の際に利息を支払う約束をしていなければ、利息を支払う必要はありません。利息を支払う約束をしていた場合でも、金利の上限は利息制限法により、借入額に応じて年15~20%です。この金利を超える利息は支払い不要です。

借入額と借入日、返済額と返済日を明らかにして、すべてのやりとりを利息制限法上の金利に引き直す計算をしてみましょう。引き直し計算の結果、既に元金を完済している場合は、今後の返済を拒否できます。

元金に充当しきれない利息を支払っている場合には、過払い金として返還を請求することもできます。

これまでの返済額や返済日の記録がなくて不明の場合は、相手に対して元金残高の証明を求めるとよいでしょう。法律上は、支払いを請求する側に根拠を証明する責任があります。

なお、相手が脅迫的な取り立てや執拗な催促をしてくる場合は、弁護士への依頼がおすすめです。弁護士が相手との連絡窓口となってくれるので、あなたが直接やりとりする必要はなくなります。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
解決件数
10,000
以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。