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【相談事例】警察に被害届を出すと言われた

友人・知人金銭トラブルの相談内容

以前、セクキャバで勤務していたときにお客様から104万円を借りました。携帯電話を修理に出していたため、相手の人には連絡ができずにいました。その間に相手から弁護士や警察に被害届を出すと告げられました。

その後、相手に何度か連絡を試み、返済方法の提案も送信しましたが、返信はありませんでした。しばらくして、相手から店舗に来るよう指示がありした。また、仕事の仲介者からはその店舗で働きながら返済するのが良いとアドバイスされました。

しかし、私は現在別の店舗で勤務しているため前の店には行きたくありません。できれば返済計画を立て、相手の人には毎月一定額を支払う形にしたいと考えています。

このような状況で、どのように対処すればよいでしょうか。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

まず証拠書類を整理し、返済意思があることを相手に伝え、毎月定額で返済する計画を文書で示し、仲介者を通じて交渉します。誠実な対応を証拠として残し、法的な問題が心配なら弁護士に相談することも考えましょう。

対処法とアドバイス

相手の人に対して返済の意思を示すことが最優先です。連絡が取れなかった理由を証明するため、携帯の修理証明書や伝票を見せて正当な理由があったことを説明するとよいでしょう。

そして返済計画を具体的に示し、「毎月〇万円を〇月から返済する」といった内容をメールで送付して相手に承諾を求めてみましょう。

また、相手は「お店で働いて返済する」という事を暗に求めているようですが、借金の返済を労働で強制することは違法となる可能性があります。

そのため、現在の勤務先で働きながら返済する方針であることを伝えましょう。相手が警察に被害届を出すと言ったり、弁護士を立てている場合には、今後の交渉に備えて、ご自身も弁護士に相談することをおすすめします。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
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