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【相談事例】息子の借金の請求を受けている

子どもの金銭トラブルの相談内容

成人してる息子の借金のことです。

会社経営をしている個人の方から借金があります。さらにまずい事に息子はその人の会社からお金を盗んだようです。

相手からは息子さんが返せないなら、親に払って欲しいと言われました。私は、息子が作った借金だから親に義務はないと伝えました。

一旦は大丈夫と言われたので話は収まったかと思ったのですが、その後も相手は変わらずしつこく要求してきます。

「借りてでも立て替えて欲しい!親が無理なら親族みんな集めて下さい。そこで話しします!」など言い出す始末で…

親には支払い義務が無いことを相手に分かってもらうにはどうすればいいでしょうか。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

相手に分かってもらうためには弁護士に対応を依頼して説明してもらうことが考えられます。法的手段としては、刑事告訴や面会強要禁止の仮処分の申立て、債務不存在確認訴訟などがあります。

対処法とアドバイス

息子さんが成人している以上は、両親や親族に支払い義務はありません。したがって、相手の要求は不当です。

状況によっては脅迫罪や恐喝罪、強要罪などに該当する可能性もあります。無視するのもひとつの方法ですが、要求を止めるためには刑事告訴や面会強要禁止の仮処分の申立て、債務不存在確認訴訟の提起といった法的措置をとるのもよいでしょう。

ただし、警察はすぐには動いてくれないこともありますし、仮処分の申立て、債務不存在確認訴訟の提起には専門的な知識や労力を要します。

その点、弁護士に対応を依頼すれば、あなたの代理人として相手との交渉役を全面的に引き受けてくれます。弁護士から相手に法的な説明をして、不当な要求を一切やめるように警告してもらうことで、平穏な生活を取り戻すことができるでしょう。

息子さんの借金問題や窃盗問題の解決についても、併せて依頼することができます。息子さんの借金は債務整理をすることで減額や免責にすることが可能です。

窃盗については弁護士が相手との和解交渉を進めてくれるでしょう。

個人間融資の借金・不当請求をすぐに解決!
シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
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以上の実績
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。