
ホストトラブルの相談内容
ホストクラブへの未収金が払えないことについての相談です。1月~2月の間に行ったホストクラブへの未収金が300万~400万円あります。
支払うつもりでしたが体調が優れず働けなかったことや、家庭の事情などもあり現在も未払いの状態です。借用書は記入していませんが、何度か伝票に住所、名前、電話番号をサインしています。
支払うつもりだったので、金額は曖昧ですがこれくらいは払うね、という連絡を何度か送ったこともあります。
ですが、ホスト側から詳しい金額も伝えられず、私自身もお酒が入っていたりしてそもそもの未収金額がとても曖昧な状態です。
先日ホスト側から債務不履行に関しての書類を送ったとの連絡が来ました。
払うことになるのは構わないのですが、現在一括で支払える金額を所持していないので分割にできるのでしょうか。借用書や伝票にサインを書いていない部分を支払わなくてはならないのかを知りたいです。
※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。
解決方法の提案
本来は借用書や伝票を書いていない部分については支払わなくてもよいです。しかし、支払い免除にするためには弁護士に依頼して交渉してもらう必要があります。
対処法とアドバイス
まずホストクラブで飲食してその都度伝票にサインした未収については支払い義務が生じています。しかし、当然ながら、書いていない借用書や伝票分は支払う必要はありません。
酔って未収金額が曖昧ということですが、気をつけなくてはならないのが、LINEやメールなどに支払いを了承したというやり取りが無いかです。
ずる賢いホストの中にはお客の女性と未収の支払いで揉めたときのために、酔っている最中に借用書に一筆書かせたり、音声を録音するなど証拠を残すケースもあります。
そうなると支払いに了承したことになるため、払わざるを得ません。いずれにしても、未収の支払い有無は借用書、伝票、メールなど相互の証拠の有無によります。
現状では、ホストが言う金額を支払わなければ、強引な取り立てをおこなってきたり、未収金を上乗せされたり、さらには相手も弁護士を雇って支払わせようとしてくるでしょう。
こちらもホストに強い弁護士を雇って、支払いの減額・免除の交渉や分割払いでの支払いに変更してもらうなどの対処が必要です。

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