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【相談事例】モラハラが原因で別れた男性からデート代や交際費を返せと言われてます

男女間金銭トラブルの相談内容

1年前に別れた(彼のモラハラが原因)男性からつい先日金銭要求されました。内容としては交際に費やしたお金(デート代、飲食費、旅行代など)全て返してくれというものです。
これまで600万費やしたけれど500万でいいよと言ってます。別に婚約したわけでもなく借りた覚えもないので返す必要はないと思っていますが、実家を知られてるので家族に危害が加えられないか不安です。タイプ的にやりかねない人です。

私の方もモラハラの精神的ダメージは未だに解放しきれておらず、頻繁に連絡が来ると再び過去の嫌な記憶が蘇ってきて精神的にきついです。しかも、実際に私の親に直接コンタクトをとってきて、自分が被害者かのように振る舞ったりしてきます。お金の問題もそうですが、どのように対処するのが良いのでしょうか。

※ 本人特定を避けるために一部内容を改変しています。

解決方法の提案

お金を返す必要はありません。頻繁な連絡や実家への連絡を止めてもらうためには、警察にストーカー規制法に基づく警告や禁止命令を出してもらうことが有効です。

対処法とアドバイス

交際中に相手が費やしたお金は、あなたが返す約束をしていない限り、もらったものといえます。法律上は贈与契約にあたり、履行済みの贈与契約は取り消すこともできませんので、あなたはお金を返す必要はありません。

それにもかかわらず、相手が返金を求めて、あなたや実家の両親などに対して頻繁に連絡することは、ストーカー規制法上の「つきまとい等」に該当します。したがって、警察に相談すれば、具体的な状況にもよりますが、相手に対して警告や禁止命令を出してもらうことが可能です。

それでも相手が、あなたや実家への連絡をやめない場合には、警察にストーカー規制法違反事件として刑事告訴をして、相手の処罰を求めることもできます。警察がここまで動けば、通常は相手も連絡を控えるはずです。

ただし、状況によっては警察が動いてくれないこともあります。その場合には、弁護士への依頼が有効です。

弁護士は、あなたの代理人として対応してくれますので、あなたが相手と直接やりとりする必要はなくなります。弁護士から相手に対して、要求が不当であることを論理的に説明し、不当な要求をやめるように説得してくれます。

それでも連絡が止まらない場合には、不当要求に対する損害賠償請求などの法的措置もとってくれます。弁護士は、相手の不当要求を止めるために、あらゆる法的手段を用いてくれるので、安心して暮らせるようになることでしょう。

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シン・イストワール法律事務所
東京弁護士会所属
田島 聡泰 (たじま あきひろ)
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解説の執筆者かつ9312

弁護士として約15年間にわたって借金問題、民事事件、刑事事件などを取り扱う。現在はライターとして法律関連記事の執筆活動をおこなう。